「一息茶屋」その四番。緊急時に役立つアプリ特集。前編
2011.12.08
「東日本大震災」は、多くの犠牲者を出しました。
11月で死者行方不明者が2万人になろうとしています。
家を失った人、仕事を失った人もたくさんいます。
比較的被害の少なかった関東地方でも、「帰宅難民」「計画停電」「液状化現象」「放射線被爆」「除染作業」など今まで経験したことがなかった出来事がたくさんありました。
いまだ、全てが解決していません。
今回は、身の回りに突然襲ってくる困難に少しでも立ち向かえる役立つスマホアプリを集めてみました。
1.大地震発生...家族の安否が気になるけどどうすればいい?
2.大地震発生...とにかく情報が欲しい ラジオでもあればいいのにな
3.大地震発生...倒れた家に閉じ込められた
4.突然の停電...真っ暗になっちゃった
5.急病人...どう対応したらいいの
4.5.については、次回掲載します。
1.大地震発生...家族の安否が気になるけどどうすればいい?
大きな地震が起きて、幸い自分は無事だった。家族はどうしているか。でも、直接電話をしても繋がらない。
携帯電話が繋がらないのは3月11日に私も経験しました。
そんな時は、各電話会社が用意している 『災害用伝言板』 を利用してください。
有事の際も、災害用の別回線を使用していて繋がりやすいということです。
でも、突然地震が起きて利用しようにも使い方がわからない。それが現実です。
今回は、各社が 「災害用伝言板体験サービス」 を実施しています。一度試しておくといざという時役に立つと思います。
来年のお正月にご家族ご親戚が集まった時試してみてはどうでしょうか。
開設日(各社共通)...開設の日にちが限定されています。
- 毎月1日・15日
- 防災週間(8月30日から9月5日まで)
- 防災とボランティア週間(1月15日から21日まで)
- 正月三が日(1月1日正午から1月3日午後11時まで)
下記URLに「災害用伝言板体験サービス」の記事が載っています。
docomo http://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/trial/
au http://www.au.kddi.com/notice/saigai_dengon/index.html
SoftBank http://mb.softbank.jp/mb/service/dengon/trial/
2.大地震発生...とにかく情報が欲しい ラジオでもあればいいのにな
どこでどれだけの被害があるのか、交通機関は大丈夫か。家に帰れるか?
ラジオがあれば確認できますね。災害時ではなくても普段からポケットラジオとしてスマホを活用するのもいいですよね。
アプリさえダウンロードしておけば、いつでも聴けます。電車の中でもクリアに聴けます。FMも聴けますよ。
iPone , android ともに マーケットで NHK用 「らじる★らじる」 民放用 「radiko」 と入力してダウンロードしてみてください。
NHK らじる★らじる
民放キー局 radiko
(radiko は完全全国ネットがされていませんので災害用としては,NHKの らじる★らじる の方がいいです)
3.大地震発生...倒れた家に閉じ込められた
まさに、命の危機。自分の存在を知ってもらいたい。
そんな時は、携帯があれば電話もかけれます。でも電話が繋がらないような非常時もあります。
今回紹介するアプリは、 「懐中電灯、電光掲示板、赤青のライト点滅、SOSサイレン」など光と音で緊急事態を知らせる機能が満載のアプリです。スマホにサイレン機能を付けられるアプリをダウンロードしておきましょう。
マーケットで「FlashLitgh Profession」と入力してダウンロードしてみてください。
懐中電灯...白い蛍光色が画面一面で光る
CUST...黄色の画面に文字が表示できる
STOP...赤い画面が点滅する
パトライト...赤と青の2色が点滅する
HELP...白ランプが点滅する
ろうそく...ろうそくの炎がゆらぎます
SIREN...緊急車両のサイレン音
SOS...大きなサイレン音
CUST STOP ろうそく
(左図イラストは、スマホ実機からのスクリーンショット
画像を掲載しました)
紹介記事を下記に記しました。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/series/car_app/20110324_433909.html
次回は、緊急時に役立つアプリ特集。後編 4.突然の停電 と 5.急病人 の予定ですです。
(担当 技術-編集 大木)